幾分穏やか

 きのうの夕方、兄に相談したことがあった。兄は、日曜日の夜帰ってから、そのことについて行動してくれる、ということになった。

 朝、おとうさんと8時半ごろに実家に着くように、電車で出かけた。最寄りの駅から歩いて行くと、母が家の前にいるのが見えた。

 シャッターを手で触って(たたいて)回っている。まるでそこにだれかが隠れているのを探し出そうとしているかのように。

 わたしたちが行くと、なんとか家に入ってくれた。そして、こたつに入った。

 また、デイルームの周りを回りに行く、と言って出て行ったらいやだなぁと思っていたけれど、母は一日出て行くことはなかった。よかった~~~!!!

 妄想は時折出て、その時は険しい表情になるものの、きのうのような激しい気性は表れなかった。

 そして、けっこう穏やかだった。

 昼からはテレビをつけて、内容がわかっているかどうかは別として、ずっとおこたでいた。

 夕方、お風呂を沸かすように言われて沸かすと、おとうさんに入るように言う。おとうさんがお風呂に入った。わたしが入る時、一緒に入るように誘ったけれど、いいと断られた。母もお風呂に入って欲しかったんだけれど、とりあえずわたしもお風呂に入って出て来た。

 わたしが上がって少しすると、母が自分もお風呂に入って来る、とお風呂に行った。やった~~~!!
 母は最近、お風呂を敬遠して中々入らないので、ヘルパーさんや姪がいる時に勧めてもらったりしていて、先週は入ったものの、今週はヘルパーさんと姪ががんばってくれたけれど入っていなかったのだ。

 それがとにもかくにも自分から一人で入ったのが進歩だった~~。兄にメールで話した時に、兄がびっくりしていた。

 お風呂から上がるのを待って、晩ごはんにした。母も一人前ごはんを平らげてくれて、薬も飲んでくれた、よかった。

 そして、晩ごはんの後はいっしょにテレビを見ていて、わたしがしゃべると、母が笑うようになった!!!何度も話すたびに笑う。表情の乏しかった母が笑えるようになったのだと嬉しかった。

 午後9時になって、寝ることにした。その後母の奇行が多少あったものの、わたしたちは寝室に行っていたら、しばらくして母も寝入った様子だった。

 妄想とか奇行はあるものの、母が今日一日比較的穏やかに過ごしてくれたことがとっても嬉しかった。

 ただ、お風呂からあがって服を着る時に、ずぼんがねじれていてちゃんと履けなくて、しばらく困った末、わたしのところに母が助けを求めて来て、手助けをして、無事に服が着れたのだが、なんかとっても悲しかった。母も同じようで、もう早く死ななあかん、と言ったのが余計に悲しかった。

 でも、きのうまでの母なら、うまくボタンが止められないだけでも癇癪を起していたのが、今日はそうじゃなくて、悲しいけれど、怒っていないのが嬉しかった。以前の普通の母に戻ってくれた気がした。

 
 2月6日までこのように穏やかな状態が続きますように。2月6日にMRIや心電図やレントゲンなどを撮ることになっているから、検査の結果を見てお医者様が母に合ったお薬を処方してくださって、妄想がましになりますように。いえ、妄想がなくなりますように。いいお薬がありますように。平和に病院に行けますように。


 
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by jade03 | 2013-01-26 21:48 | 母の状態 | Comments(0)